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我、ハイラルより帰還す - 『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』クリア

恥ずかしながらハイラル王国を救い帰ってまいりました。


5月12日に発売されたNintendo Switchの『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム(以下、TOTK)』。初日にダウンロードしてプレイを始め、連日仕事に支障がない範囲ですべての時間を突っ込んでリンクの大冒険を堪能すること9日。本日15時、無事にハイラル王国を救い、現実へと帰ってまいりました。



クリア後にクエストの達成率が表示されるのだが、41.6%。


そこまで丁寧にコログ探索やアイテムを集めて回ったわけではなく、物語の展開と【竜の泪】回収を優先してプレイしたのだが、それでも80時間超。前作の『ブレス オブ ザ ワイルド(以下、BOTW)』が今作のチュートリアル的な役割を果たしてくれているので、操作方法や謎解きはスムーズにいったのだが、それでもこのボリューム。睡眠時間が極端に削られてしんどかったが、楽しかった。今夜はよく眠れそう。


小学4年生の娘も『BOTW』が大好きで、もちろん『TOTK』も楽しみにしていたので、お父さん、この作品に関してはお金を惜しまないことに決めていたのである。娘と祠の攻略方法を話し合ったり、お互いのボス戦をハラハラしながら応援するの、楽しい。これは前作でライネルをボコる小2の時の娘の様子。


ということで俺用に『TOTK』モデルのSwitch本体も購入したし、アートブックなどのおまけがてんこ盛りのコレクターズエディションも、amiiboも大人買い。大人でよかった。


そして用事があって発売日に百道にバスで出かけた妻からは、バス停の写真が送られてきた。クッソ盛り上がる。


以下、ネタバレを含む可能性があります。プレイ後の雑感。



  • 『BOTW』の正統進化版かつ、前作と同じハイラルの上空と地下にもフィールドがあるので、単純に3倍のボリューム。かつ、探索要素などのやり込みもすごいことになっているので、前作の3倍ではきかないレベル。
  • 予告編からの妄想や序盤の展開などから、ラウルが途中で闇落ちして魔王になり、ガノンドロフと一時的に共闘する展開なのかと想像していたが、そこらへんはわりとストレートに処理され、ガノンドロフはやっぱりガノンドロフだった。
  • ゼルダの献身が炸裂していじらしい。前作の100倍のスケールでの自己犠牲を厭わない姿は『ゼルダの伝説』の作品タイトルに相応しい。
  • 個人的な印象だが、『BOTW』をプレイ済みであれば壮大なチュートリアルが終わっているようなものなので、謎解きにしろ戦闘にしろ難易度は低めに調整されていると感じた。特に中ボス4匹は、クイーンギブズ以外は初見で撃破できた。
  • モドレコやウルトラハンド、トーレルーフなどの新ギミックは楽しいが、切り替えの面倒臭さと切り替え忘れて意図しない能力が発動するウザさは、最後まで慣れなかった。
  • ストーリーを進めることを優先させた結果、スクラビルドの楽しみと醍醐味は、まだそこまで味わっていない。ゾナウギアの活用も同様。
  • 効果音の響き方がかなり強化されており、アビリティーの発動やキャンセルの音が、目の前のある一定の場所から聞こえるように調整されており、とても気持ちがよかった。ヘッドホンでプレイしたらより一層の没入感が得られた。
  • 魔王ガノンドロフ、城を持ち上げたり大量の魔物を使役するなど、とてもスケール感の大きなヴィランだが、最終決戦はしっかりとリンクに合わせての白刃戦。それでも10回ぐらいはゲームオーバーしたが、あんた、その気になったら山を持ち上げてぶん投げられるでしょうに。
  • 五賢者、通常戦闘ではなんかわちゃわちゃしてるだけで、視界の妨げになったりするし、邪魔。


ほかにもいろいろあるが、結論としては、最高。今回、公式予告編以外の情報を入れずにプレイすることを心掛けておいた。YouTuberどもが視聴回数狙いで謎の「考察(笑)」動画という名の妄想を垂れ流したり、発売数日後にはネタバレサムネイルのプレイ動画などがおすすめに表示されたりと、油断も隙もあったものではなかったのだが、なんとか致命的なものを見ることなくプレイできた。もちろん攻略サイトなどの参照もなしの、自力クリア。


クリアしたので、今日までのがむしゃらはちゃめちゃプレイはいったん終了して、今夜はぐっすり寝て、明日からは気が向いたらちょこちょこ探索するスタイルでのプレイになる。


ただ、DLCの発売も待つし、これから出るamiiboもすべて買う。公式資料集の『MASTER WORKS』が発売されたら、もちろんこれも買う。とにかく全部。


みんな、ゼルダやろうぜ。