ある春の日。息子と娘が2泊3日のキャンプでいないので、久しぶりに2人でゆっくりしようということで、カフェを探して篠栗町へ。友人に「小さな子供は入店できない、落ち着いた雰囲気の店があるよ」と教えてもらっていた「RIYAKU(リヤク)」を訪れた。
樹芸の森に至る満開の桜のトンネルの山道を走りたどり着いた先にある、古民家を改装したカフェ。
敷地内に入るまでにも見所が多い佇まい。この日のオープン時間の11時30分にに偶然ドンピシャリ到着したので、すぐに案内してもらえた。ちょうど自宅の庭作りを進めているところなので、参考になる点多々。
実家(山口県周南市鹿野)の田舎にもこういったいわゆる「屋敷」が昔はたくさんあったのだが、今はほとんど朽ちてしまっている。たしかに、縁側の単板ガラスの木サッシとか、雰囲気はいいのだが断熱的には終わっているし、広すぎるしで、住むにはちょっとしんどい。店内も、寒い。
カフェスタイルのスペース。目の前に広がる田畠と山を眺めながらなら、こっちの席。
メニュー。
我々は足が伸ばしたかったので、座敷席に案内してもらった。素晴らしく田舎の座敷で、落ち着く。
抹茶ラテとヘーゼルナッツラテ。
店内は本当に静かで、入店の際にも「静かな雰囲気を楽しんでいただくお店ですので、いつもより少し小さな声でお話しください」と伝えられる。写真はないが、大型の観葉植物も数多く置かれており、とにかく自宅のインテリアの参考になる点が多いお店だった。妻、大喜び。
「RIYAKU(リヤク)」、公式のウェブサイトなどはなく、営業時間などのお知らせは基本、Instagramでのよう。