2日間の完成見学会も盛況に終わり、本日は気密測定。現場担当に許可をいただき、立ち会ってきた。測定場所は勝手口。目張りをした上で測定器が据え付けられていた。
換気口は外から密閉。
吸気口は室内から密閉。
バズーカ砲と測定器。
バズーカ砲の中にあるセンサー。向こう側にあるファンで空気を排出して室内を陰圧し、侵入してセンサーを通過した空気の量を測定することにより家の隙間の面積を測定するとかなんとか。
ということで、測定。測定自体は5分程度で終わるのだが、結果に影響を与えないように、リビングの真ん中でじっとして待機しておいてくれとのこと。正座して待つ。
はい、結果。我が家の隙間の総面積は37センチ平方メートルとのこと。これが分子で、分母について一通り説明していただいた上で電卓を叩いて出た数値が、いわゆるC値。我が家はC値0.2。おそらく俺の尻の穴より気密は高い。
先日、BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)の認定証にあったがUa値0.36と合わせて、これが我が家の性能の数値。
この数値をどう評価するかは、家になにをどこまで求めるかによって異なってくるので、人それぞれだろうが、俺としては感謝しかない。棟梁をはじめ、エコワークスの社員の方とパートナー業者のみなさんには、まっとうで丁寧なお仕事をしていただきました。ありがとうございます。
家作りがスタートした時に読んだ、東京大学の前真之准教授の『エコハウスのウソ2』に以下のような記述があった。
本書で取り上げるエコハウスの究極目標はただ1つ。「暖かく涼しい健康・快適な暮らし」を「いつまでも最小のエネルギーコスト」で「全ての人」に届けることである。
(5ページ)
本の内容に関しての細かく正確な理解は早々にあきらめたのだが、エッセンスだけはしっかりとおさえた上で、家作りを安心して任せられそうなハウスメーカーを探して、任せる、ということに注力しようという方針で進めた家作り。エコワークスのおかげで、我々家族にとって最高の家ができたと思う。