11月27日で福岡最終日を迎える『ゴールデンカムイ展』。日程的に最後のチャンスだったある日、家族4人で観てきた。

当日券を購入。若い女性が目立ったが、それでも老若男女がまんべんなく入場の列に並んでおり、本当に国民的に愛される作品なのだと、実感。俺も妻も、大好き。
館内は、最終回のネタバレになる部分と、作者の野田サトル氏による書き下ろしイラスト『け』以外のエリアは、すべて写真撮影オッケーの太っ腹企画だったのだが、観客がかなり多く、撮りたいモノを撮りたいアングルから撮れる状況ではなかったので、カメラに収めるのはさっさと断念して、鑑賞を楽しんだ。
来場者特典のイラスト色紙は杉本とアシリパ。家族4人で行ったので4枚ももらった。
オフィシャルショップで図録とアクリルスタンドを購入。アクリルスタンドは「エモーショナルアクリルジオラマ」という商品名で、いくつかのバージョンがあったのだが、俺はやはり鶴見中尉のこの様々な思いが込められた表情が忘れられないのだ。
図録ももちろん買ったのだが、会場で展示されていたすべてが詳細に掲載されており、ぶっちゃけこの図録を買えば展は観なくてもいいレベルの資料集。そりゃ、入場券がないとオフィシャルショップに入場できない仕組みになるわけだわ。
谷垣源次郎のこのページ、袋とじになっているが隙間からのぞいたら予想通りの、写真館で撮影したポートレートだったので、切らずにこのままにしておくことにした。
本当にとんでもない作品。途中からではあるが、連載をリアルタイムで追えて、最終回を迎えることができたのは、幸運だった。実写映画化にはまったく期待していないが、NHKが社運を賭けて大河ドラマで描いたらいいと思う。