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真夏の大人の遠足記録その7 - 「北里柴三郎記念館」で先人の偉業に触れ、そして帰福

北里柴三郎記念館

近代日本医学の父である北里柴三郎の記念館に到着。

新紙幣の肖像にも選ばれたということで、町のそこかしこに、誇らしげに看板が建っている。無邪気で無垢な、郷土の偉人自慢は、とても好ましい。



平日ということもあり、貸し切り。



記念館と北里文庫


「終始一貫」の文字。



貴賓館


貴賓館2階から涌蓋山(わいたさん)を望む。



生家

生家の元々の場所は記念館から道路を挟んだ前、現在の第2駐車場の場所だったそうだが、区画整理などで一部を移設したものが、記念館敷地内にあった。


貴賓館2階から生家が見える。



胸像と涌蓋山(わいたさん)


妻、医療従事者としてやはり興味深かったようで、記念館の説明パネルや動画を食い入るように見つめ、売店で書籍を2冊購入していた。新型コロナウイルスとの付き合い方がいまだに定まらず、日々の感染者数にしか拠り所がなく大騒ぎしている今の日本を見て、北里先生はなんと言われるだろうか。

帰福

16時15分、福岡の自宅着。明るいうちに旅の洗濯物や荷物を片付けたかったので、よい時間に帰ってこれた。旅塵を払い、日常にするりと戻る。