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真夏の大人の遠足記録その3 - 神話の舞台、天岩戸と天安河原で超古代に心を遊ばせる

天岩戸神社

ともえまる食堂」で腹を満たして、車を走らせること約20分。天岩戸神社に到着。手力男命(たぢからをのみこと)様が天岩戸(あまのいわと)の扉を長野県の天岩戸(とがくしやま)にぶん投げている様子が、お出迎え。天岩戸から天岩戸まで、直線距離で757km(Googleマップ調べ)。隕石かな。


神社の周りは深い緑に囲まれている。


30分ごとに実施されている、神職による境内ガイドで、神話の説明などを聞く。全体的に須佐之男命(すさのをのみこと)様が悪い。


天鈿女命(あめのうずめのみこと)様が手に持って踊ったという招霊(おがたま)の木。


対岸に天岩戸を望む部分は禁域となっており、写真が撮影できなかったし、全景は見えなかったが、超古代の日本人が川をつたって歩いている時に出くわして目にしたらぶったまげて、神様のどんちゃん騒ぎの舞台として神話を作ってしまうのもわかる、奇妙で迫力のある景色だった。天安河原も同様。

天安河原

天岩戸神社を参拝後、100メートルほど歩いたとことにある下り坂から、天安河原へ向かう。途中にある太鼓橋から水の流れを眺めたりしながら散策。水量が豊かで透明度の高い川に日が差すと、ちょっと驚くような深さの部分もある。


そして最後の角を曲がると、いきなりポッカリと洞窟が口を開けており、驚いて声が出てしまう。本当にいきなり。

天安河原
天岩戸神社西本宮から岩戸川に沿って徒歩で約10分、天照大神(アマテラスオオミカミ)が岩戸にお隠れになったさい、天地暗黒となり八百万(やおよろず)の神がこの河原に集まり神議されたと伝えられる大洞窟。別名「仰慕ヶ窟(ぎょうぼがいわや)」とも呼ばれています。以前は社のみがあり信仰の対象となっていたが、いつのまにか祈願を行う人たちの手によって石が積まれていくようになりました。現在では無数にある積まれた石が天安河原の神秘的かつ幻想的な雰囲気を一層引き立てています。

神様のミーティングルーム。


1日目の予定は無理なく回れたので、阿蘇山を通過して、黒川温泉に向かう。