ある日。
外階段の型枠も外されて、階段の形ができあがっていた。夕方、息子を立たせてみたが、強度も問題なし。日曜の地鎮祭は、階段登って、上でやるのかな。
擁壁もいよいよ最終段階。駐車場の最後の部分と、隣地境目の折り返しを残すのみ。こちらはプレキャストではなく、コンクリートで打設の模様。
敷地上部も平らにならしてくれていた。地鎮祭時当日、重機が残るのは了承済み。
隣地負担で、消失した境界点の再測量がなされていた。
夕方。
地縄が張られていた。「地縄マジック」、地縄が張られた状態を目にすると、想像していた家の大きさよりも、建坪面積が小さく見える錯覚のことで、平面から立体を想定して把握することに慣れていない我々素人が陥りやすいものらしく、この段階で「狭い……」と落ち込む人もいるとか、いないとか。俺の素直な感想としては、「わからん」というものだった。