帰宅すると、荷物が届いていた。
箱には、「J.M. WESTON 」と「一澤帆布製」のロゴ。
昨年の12月9日にJ.M. WESTONの公式ブログでコラボレーションが発表された、トートバックが、オーダーから3ヶ月を経て到着。
フランスのリモージュで130年の伝統を受け継ぐJ.M. WESTON、京都で117年伝統を守り続ける一澤信三郎帆布。
ともに100年以上続く2つのメゾンのコラボレーションが実現しました。
数をたくさん持っているわけではないが、トリプルソールローファーとGOLFを愛靴としており、信頼しているJ.M. WESTONと、約20年前に購入したショルダーバッグがまだまだ現役の一澤帆布のコラボ。
ということで、興奮のあまり値段をろくに確認せずにオーダーしたのだが、無事に到着。
シューバッグと同じ素材と作りの袋に入っていた。これも嬉しい。
コラボレーションは2タイプのトートバッグだが、俺は気楽に雑に使い倒したいので、ツーレイヤートートバッグを選んだ。
箱から出した瞬間、なめし革の強い芳香がした。好きな匂い。
両面にそれぞれ「J.M. WESTON 」と「一澤帆布製」のタグ。ハンドルとタグのレザーは、もちろんJ.M. WESTONのタナリー(なめし皮製作所)「バスタン」製。
ハンドルには、メゾンが所有するタナリー、「バスタン」で鞣したレザーを使用しています。およそ1年以上の月日を必要とする、中世から受け継がれる伝統的な植物性タンニンを使用した革鞣しは繊維の詰まった上質なレザーを生み出します。
一澤帆布おなじみのゴツい底鋲がついているので、どこにでも放り出せる。
マチは13.5cm。仕事の移動時に持ち歩きたいものは、問題なくすべて入るサイズ。
内ポケットがあり、折り畳み傘や筆記用具をひっかけつつ、スマホと財布ぐらいなら問題なく入る。
時間帯と場所がバラバラで撮影したので、このブログ記事内では色味がハチャメチャだが、色はJ.M. WESTONのイメージカラーとのことだったので、もう少し鮮やかなブルーを予想していたのだが、実際には、紫がかった群青から紺に近い色。なめし革の茶色とよく合っていて、好ましい。
J.M. WESTONの靴も足になじむまでに時間が必要だし、一澤帆布も使い込んで揉まれて柔らかくなってからが本番。一生使えるし、一生使うわ。