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新型コロナで外出自粛中に不要不急の『進撃の巨人』全巻を読んだ

現在進行中の事態なので、詳細はもう少し落ち着いてからブログに記録しようと思っているが、息子と娘が学校から新型コロナウイルスをもらってきて、そこから約1週間の潜伏期間を経て妻が発症した。なぜか俺は発症していないのだが、とにかく1月のある時期から、ずっと自宅で過ごしている。


で、これをいい機会と捉えて、かねてより一気読みしたかった漫画『進撃の巨人』をKindle版で大人買いして、子供と妻の看病の合間に、読破した。ついでに言うと2周した。全34巻・15,796円。

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チュートリアルの徳井義実が、生前の島田紳助に漫画をおすすめするというテレビ番組で『進撃の巨人』が紹介されたのが、約10年前。コミックが第2巻まで出版されていて、買って読んだのだが、その時点では、はまらず。その後、実写映画という鬼子が産み落とされたり、アニメ化されたりとしながらも、物語は着実に進んでいることは把握していたのだが、完結してから読もうと、心に決めていた。

で、2021年、見事完結。『ベルセルク』や『BASTARD!! -暗黒の破壊神-』『HUNTER×HUNTER』などを引き合いに出して申し訳ないが、ストーリー漫画は完結してナンボ。コンテンツ消費に若い頃ほどエネルギーを割けない中年にとっては、やはり「完結している」という安心感が必要なのだ。


ということで、一気に読んだのだが、これはやっぱりすごい作品だった。プロットをどこまで完成させてから物語を描き始めたのか知らんが、第1話から、巨人の正体のヒントや最終回への伏線がしっかりと張られており、本当に脱帽した。

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【『進撃の巨人』Kindle版・第1巻より】


今、3周目を読んでいるのだが、読むたびに新しい発見がある。


ファイナルシーズンのアニメもやっているようだが、俺の余命を考えるとアニメまで見る時間はない。