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人生で一番最初に行ったスターバックスコーヒーを思い出す

昨年12月1日に、自宅の近所にスターバックスコーヒーがオープンした。

店舗名は「福岡香椎店」という、わりとざっくりとしたものになったのだが、朝の散歩コースなので重宝している。オープン初日の開店時には、ちょっとした行列もできていた。

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で、そのスタバでラテをすすりながら妻となんとなく話したのが、人生で一番最初に行ったスターバックスは、どこの店舗だったかということ。


スターバックスがサザビーと組んで日本での本格出店を始めたのが1995年。妻は学生時代は関東圏に住んでおり、スタバ自体がすでにそこまで目新しいものではなくなっていたので、どの店舗だったかは思い出せなかったようだが、俺は店舗と訪れた時期をしっかり覚えている。なぜなら田舎者だったので、都会にあるスタバ体験が鮮烈なものだったから。


俺は1999年の冬、鹿児島から京都に遊びに行った際に訪れた京都三条大橋店が、人生で一番最初に行ったスターバックスコーヒー。今は川床があったりするようだが、当時はまだオープンしたてだった。鹿児島にはもちろんまだスタバは進出しておらず、雑誌記事で目にしたことがあるだけだったのだが、どえらく洒落てて居心地のいい店で、クリームがたっぷりのせられたラテを飲んだ時のカルチャーショックは、覚えている。


その後、いろいろあって京都に約5年ほど住んだのだが、やはり主に利用したのは、三条大橋店だった。あとは、下宿先に近かったので、北大路ビブレ店。


京都を離れて約15年。再度訪れることもなかなかないだろうし、それより何より、スタバがすっかり日本の風景として定着して日常となったので、訪れて飲むラテにも驚きなどといった特別な感情を抱くことはなくなったが、人生で一番最初に行ったスターバックスコーヒーのことは、いまだに鮮烈に覚えている。