2021年11月5日・朝日新聞朝刊の広告より。気候変動イニシアティブ(Japan Climate Initiative: JCI)が2021年10月13日にオンラインで開催した「気候変動アクション日本サミット (Japan Climate Action Summit: JCAS) 2021」の概要が、意見広告として掲載されていた。
2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロ(カーボンニュトラル)にするという日本の政策目標を、官民がいかにして実現していくか、「脱炭素生活」のためになにができるのか、などについて。
2050年に働き盛りを迎える息子と娘の世代の親として、俺も妻も「それなりに」環境問題に関心を持っているが、実際の行動としてはゴミの分別廃棄を心がけるであるとか、車のアイドリングを控える程度のことで、やはり日々の生活や仕事に加えて、環境活動(エコワーク)にもガッツリ取り組むのは、よほど意識を高く維持しないと、難しい。
で、この意見広告なのだが、サミットで開催されたパネルディスカッションの概要が紙上採録されており、そこに小山貴史さんの名前があった。我が家の新居の建築をお願いしている工務店・エコワークスの社長。
LCCM(ライフサイクルカーボンマイナス)住宅なども手がけていますが、住宅メーカーの事業活動そのものの脱炭素化を図るべく「Race To Zero」に参加しました。私ども中小企業の強みはスピード感です。スコープ1 (直接排出量)では、30年までの全社用車のEV化を決め、スコープ2(間接排出)では、電力を再エネ100%に切り替えてコストダウンも同時に両立させました。「エコワークス」の社名が示す理念に共感してくださる顧客も増えており、今後は上流メーカーとも連携してサプライチェーンの排出量削減に取り組んでまいります。
(2021年11月5日・朝日新聞朝刊より)
読んで、我が家がエコワークスで家を建てることの意義を、再確認。
俺も妻も、現時点では今以上の環境活動に精を出すキャパがない。ないならないで、俺の代わりに、環境活動に本気で取り組んでいる人の応援になるような家を建てよう。
エコワークスの家は、安くはない、ていうかどちらかというと、高い。値引きなんかもない。ただ、エコワークスで建てる我が家は、現時点でLCCM(ライフサイクルカーボンマイナス)住宅の予定。大雑把にいうと、建築から解体までトータルで算盤を弾くと、排出する炭素量がマイナスになる住宅、というものなので、住宅ローンを組んで建てて住んで払って、死後に解体されても、脱炭素に貢献できる家らしい。もちろん、太陽光パネルの廃棄コストなどについて、詳しい人からのツッコミもあると思うが、それは俺は知らない。
LCCM住宅とは、住宅の長い寿命の中で、建設時、運用時、廃棄時において、できるだけの省CO2に取り組み、かつさらに太陽光発電などを利用した再生可能エネルギーの創出により、住宅建設時のCO2排出量も含め生涯でのCO2の収支をマイナスにする住宅のこと
で、エコワークスが多少なりとも儲かって、小山社長がより精力的に環境活動に精を出すことができるのならば、これはもう、我が家が立派に環境活動をしているということになるのだ。これでいいのだ。
テスラを買うことに、イーロン・マスクを通じての地球の未来への投資という側面があるように、エコワークスで家を建てることにも、地球の未来への投資という側面がある。
ようするに俺は、大枚叩いて家を買うことに、立派なお題目をちょっと添えて、納得感を少しでも高めたいのである。というのは半分本気、半分冗談だが、エコワークスで建てる家が、我々家族にとって快適で安心、健康に住まうことができる家になってくれて、ついでに地球にとってもちょっといい、そんなことになってくれたら、嬉しい。
よろしく、エコワークス。
エコワークス:新築木の家専門住宅メーカー・工務店(福岡・熊本)
朝日新聞に全面掲載
今朝の朝刊に、JCIが10/13に開催した気候変動アクション日本サミット2021の概要が掲載(意見広告)されています。
"脱炭素生活"の普及啓発のお役に立てば幸いです。
HPはこちら。
小山 貴史さんの投稿 2021年11月4日木曜日
https://japanclimate.org/news-topics/jcas2021/