自宅の打ち合わせや仕様確認もほぼ終わり、あとは造成工事のスタートを待つのみなのだが、諸事情あってしばらく停滞することとなった。
これまで、ほぼ隔週で打ち合わせやショールーム見学があり、楽しく忙しく過ごしてきたのだが、いきなりエアポケットに入り込んだ気分。
ということで、エコワークスとの家作りにおいて、必須のプロセスではないのだが希望すれば実施できる「大黒柱の選木」に申し込んだ。家の構造上の中心に配置する7寸(210mm)の柱を、自分の目と手触りで、選ぶことができる、というもの。無料。家作りに関する、すべてをしゃぶり倒してやろうと志しているので、もちろん申し込んだ。
構造柱が基本的には4寸(120mm)だったはずなので、大黒柱はその名の通り、ぶっとい。ということで、秋晴れの日曜に福岡を発って、約2時間で到着。
熊本市の新産住拓プレカット工場。エコワークスで用いる天然乾燥木材を一手に生産する拠点。以前、多良木のプレカット工場にも見学で行ったが、こちらは市内にあるので、小規模。
とはいえ、ずらっと木材が並んでいるのは、壮観だが。
嬉しいウェルカムボード。
大黒柱候補が4本、ピックアップされているので、その中から選ぶ。息子と娘の直感に任せる。
近くから見たり、遠くから見たり、撫でたり、匂い嗅いだり。
太い柱は、建ってからの大きなひび割れを防ぐために、あらかじめ「背割り」を入れておく。うちの場合は、背割れを壁で隠すので、その方向も考慮して、見える面を吟味した。
ということで、無事に男前な一本が決まったので、名前をホッチキスで打ち込む。
記念写真。次に会うのは上棟の時なので、来年の1月ぐらいか。
敷地内には、エコワークスの母体である新産住拓の創業者であり、エコワークス・小山社長の親父さんである、小山幸治氏の胸像があった。お世話になっております。息子と娘がなぜか二礼二拍手一礼をしていた。