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ヘイトスピーチをきっかけに、メンタリストDaigo氏の「顔写真」が書店から消えることを祈念する

※ 当記事は個人の感想です。


元いじめられっ子のメンタリストが、YouTubeや信者ビジネスで成功して大金を手に入れたら、今度はいじめっ子になってしまい、社会的弱者に対して「存在理由が猫以下、死ね」とヘイトスピーチをした、と理解してるのだが、あっているかどうかは知らん。

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個人的には、亡母を引き合いに出して泣きながら謝罪しようが、この炎上をマネタイズしてさらに稼ごうがどうでもいいし、ことの顛末にも興味はない。YouTubeは見なければ存在しないことと同じだし、信者ビジネスは入信しなければ、俺の人生とは全く関係がない。


ただ、書店にあふれる大量の顔写真が消えてくれたら満足だし、俺のQOLも上がるので、志と美意識がある著者や出版社、書店は、このヘイトスピーチを奇貨としてほしい。メンタリストだけではないが、同じ顔が大量に本の表紙や帯にあふれるのは、俺にとっては暴力に近い。


メンタリストDaigo本人の本の表紙に、顔が載っているのはしょうがない。写真は近所のイオンの未来屋書店の新刊コーナーなのだが、主要ターゲットである学歴コンプレックスがある低所得者層向けへの陳列だと、これが正解かのかもしれない。

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ただ、他人の書籍の帯からは本当に消えてほしい。どんなに素敵な本でも、帯にメンタリストの顔が載ってると、恥ずかしくてレジに持っていけない。

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「買わない本・読まない本」をフィルタリングする方法として利用できなくもないが、とにかく特定の人物の顔が、大量に書店にあふれるのは、本当に醜い。


「要領のいい手品師」を日本の知性の代表みたいに扱うのも、オリンピックの開閉会式と同じぐらい恥ずかしいことなので、本当にやめて。