約1週間前にオーダーした睡眠トラッカーの「Oura Ring(以下、オーラリング)」が、無事に税関を通過して届いた。「よく寝る」というのが、40歳を過ぎたあたりからの俺の大願なので、まずはどのように寝ているのかをトラッキングしようという企み。
ちょうど、オーダーから到着までの間に読んだ、勝間和代さんの新著『健康もマネーも人生100年シフト! 勝間式ロジカル不老長寿』にも、以下のような記述があった。少し長いが引用させていただく。
睡眠の重要性については、近年の研究で多くのエビデンスが出ています。 睡眠をしっかりととることが万病の万能薬となり、老化から認知症まで、多くの病気を防ぐことがわかってきています。
老化を防ぐ要素のひとつ、成長ホルモンも、寝ている間に分泌されますし、認知症の原因となるアミロイド βは、寝ている間に身体から取り除かれるのです。
寝ている間は、心拍数も小さくゆっくりになりますから、無駄に心臓を動かさなくてもよく、そのぶんだけ、心臓の耐用年数を稼げる、というわけです。
また、睡眠は記憶や気分にも作用します。短期記憶を長期記憶に転換し、記憶の定着を促したり、日々のストレスを整理して気力を回復させたりと、睡眠が果たしている役割は、ある意味、食事や運動よりも重要だと言えるでしょう。
(Kindle・位置1061)
宅配業者のドイツポストから関税支払依頼がメールで届くので、クレジットカードで決済してから2日で到着。思った以上に早い。ちなみに関税は2,800円。
ということで、到着。
同梱物は、充電ケーブル・充電用ドック・説明書・アプリのダウンロードと充電のガイド。残念ながら、説明書には、中国語もハングルもあるが、日本語はなし。日本、睡眠に関するデバイスの市場としては、あまり相手にされてない模様。
ただ、アプリは完全に日本語化されているので、使う分には全く問題ない。
端子はUSB Type-Cなので、iPadやMacBookの充電コードが使える。そもそも、一度充電したら約1週間は使えるようなので、充電ドックを常設しておく必要もなさそう。
本体を充電している間に、iPhoneにアプリをインストールして、設定を終わらせておく。アカウントを作成して、リングを購入した目的(よりよく眠りたいや、集中力を増したいなど)や、普段よくするエクササイズなどを入力。Bluetoothを利用したペアリングもなめらか。iOSのヘルスアプリとの連携を許可したら、設定完了。かなりシンプル。



実際に手に取ってみるとOura Ring、かなり軽い。チタンに耐摩耗コーティングをされているということなので、プラスティックのような安っぽい質感ではないが、とにかく軽いので、人によってはちゃちいと感じるかもしれない。参考として、クロムハーツのスペーサーフォーエバーリングと比較すると、1/4の重量。
充電が終わったので、とりあえず装着。問題なくデータを拾い始めているようだが、この手のものはやはり1週間ぐらい使ってみないとデータの意味や傾向も読み取れないので、早速、装着しての生活をスタートしてみる。
本体価格が34,570円で関税の2,800円を加えて37,370円。Amazonだと49,880円なので、やはり公式から購入した方が、かなり安く手に入れることができた。
よし、寝る。