土地の売買契約完了
今年の1月末に、売りに出されるという情報を得て、バタバタと銀行に融資の仮審査を申し込み、2月末に契約を交わして手付金を支払い仮契約をしていた土地。
6月某日、無事に本契約のはこびとなり、つつがなく売買が成立して、引き渡しとなった。といっても、実際に手にしたのは書類数枚と、土地の上に建っていて、来月解体予定の古家の鍵のみ。
これでいよいよ後戻りはできなくなった。本契約までは、手付金を放棄すればこちらから、手付金の返済と同額の拠出をすれば売主から、契約をなかったことにできたのだが、もう無理です。腹を括りました。
同じく家作りのために土地探しをしている友人が、売主のばあさんが土壇場になって「やはりこの土地は私があの世まで持っていきますので、この話はなかったことにしてください」と言われたという話があったので、本契約までは安心できない部分もあったのだが、こちらの売主さんは、現世での利益を優先してくださった。ありがたい。
流れとしては、署名捺印した各種書類を持った司法書士の先生が法務局でその日のうちに手続きをしてくださっているので、法的にはもちろん土地の所有権は俺たち夫婦のものになっているのだが、書類の形式審査があるので、実際に変更された登記簿や、昔で言うところの「土地の権利書」が現物として発行されるのは契約の約1週間後ということなので、実感はない。手元に鍵しかない。ただ、銀行の通帳を見ると、4桁万円の数字が右から左に流れているので、借金を背負ったという実感は、しっかりある。
支払いの内訳
以下、当日動いた金。もちろん詳細は割愛。
土地残代金
仮契約時に、総額の5%を手付金として支払っているので、残代金を売主さんに直接振り込み。
仲介手数料
算定式は以下となっている。
なので、例えば成約価格が3千万円だと、
登記費用
領収書に以下の項目が挙げられていた。
- 所有権移転(売買)
- 抵当権設定
- 司法書士決済立会
- 事前閲覧、受領書、完了謄本
- 交通費、郵便代
総額の約70%が【登録免許税又は印紙税等】なので、残りが司法書士先生の報酬。
固定資産税清算金
1月1日時点での固定資産所有者が4月から4期に分けて納付するので、4月1日から契約前日までと、契約日から来年3月31日までを、売主と買主がそれぞれ日割りで負担する。ただ、納付書はすでに発行されているので、こちらから清算という形で残額を支払い。
大きな一歩前進
工務店との請負契約締結や、設計担当との間取りの打ち合わせなど、家作りの実感を感じる工程はいろいろあるが、土地を実際に購入したというのは、気持ちの上でもかなり大きなステップとなった。
来月中旬には、古家の解体工事が始まる。俺たちの家作りが、いよいよ動き出す。