借りた、払った、建った
いよいよ自宅を建立するのに、銀行から大量のお金を借りる段階が近づいてきた。借りたら最後、もう後戻りはできないルビコン川。かくして、賽は投げらるのである。古代ローマの将軍である、かのユリウス・カエサルも言ったのである。
借りた、払った、建った
と。
ということで、土地取引が6月末あたりになりそうなので、そろそろ銀行に住宅ローンの本審査を申し込むのだが、必要書類が、見たことも聞いたこともないものばかりだったので、記録として。
実印
みなさんご存知、実印。
通帳・届出印
みなさんご存知、通帳と届出印。
住民票(世帯全員記載・本籍無し)
プライバシーや個人情報保護を厳しく求めらる銀行業務において、必要のないセンシティブな情報が載っていると、不要な事務処理が増えるために、「本籍無し」とされているとのこと。
所得証明書
各市町村の役所で取得可能。
売買契約書(土地)
不動産売買契約の時に売主買主立ち会いのもとで、作成済み。
重要事項説明書(土地)
不動産売買契約の時に売主買主立ち会いのもとで読み合わせ後、署名捺印済み。
工事請負契約書
家屋本体の請負契約書。契約時に2通作成してそれぞれで保管している。
工事見積書
打ち合わせ段階で何度か提示されるが、その時点での最新のものを提出。
地積測量図
地積が土地の面積のことで、地積測量図が地積の測量結果を明らかにする法的な図面。土地の登記の際に添付される。よくわからないと思うので、ハウスメーカーの営業担当者に相談しましょう。
公図または17条地図
公図がは不動産登記法第14条「登記所には、地図及び建物所在図を備え付けるものとする」における「地図及び建物所在図」に準ずる図面のこと。17条地図というのは、不動産登記法の平成17年の改正で17条が14条に変更されたから、どうのこうの。要するに、法務局でもらえる、公の地図みたいなもの。
接道部分の要約書
自分の家が接している道路、いわゆる全面道路が本当に他人のものではないかを証明する、簡易版登記簿謄本のようなもの。その土地に家をぶっ建てても大丈夫かを証明する書類だが、もちろんなんのこっちゃよくわからないので、ハウスメーカーの営業担当者に相談しましょう。
解体工事見積書
ケース・バイ・ケースだが、我が家は古屋付きの土地を購入したので、売買契約完了後、すぐに解体・撤去に取り掛かる。土地取得費用と工事費用を合わせて融資してもらうので、必要。
配置図・建物の間取り図
設計担当からもらっているもので、一番新しいものを添える。
営業担当の出番
最初からあるものと、自分でそろえるもの、ハウスメーカーの営業担当者にお願いするものに分けると、我が家ではこうなった。
必要書類 | 所有・自分・営業担当者 |
---|---|
実印 | 所有 |
通帳・届出印 | |
住民票(世帯全員記載・本籍無し) | 自分 |
所得証明書 | |
売買契約書(土地) | 所有 |
重要事項説明書(土地) | |
工事請負契約書 | |
工事見積書 | 営業担当者 |
地籍測量図 | |
公図または17条地図 | |
接道部分の要約書 | |
解体工事見積書 | |
配置図・建物の間取り図 |
営業の肝はフットワークとレスポンスなので、こういった書類関係の相談をして、即答即応してくれると、本当に心強い。我が家はは金曜にLINEで相談したら、月曜の今日届いた。素晴らしい営業担当と巡り合った。
あとはローン審査が無事に通ってくれることを祈るのみ。気分はユリウス・返さるなのである。