デバイスの画面をグレイスケールにする
以下の記事を読んで、試してみることにした。
「iPhoneの画面をグレースケールにするとスマホに全然触らなくなる」というスマホ中毒の解消技を試したら本当に魅力が激減して全然触らなくなった - Togetter
昨日の放送で一番反応があった「iPhoneの画面をグレースケールにするとスマホに全然触らなくなる」というスマホ中毒の解消技、
— 吉永龍樹(ヨシナガタツキ@僕秩) (@dfnt) May 23, 2021
設定→アクセシビリティ→画面表示とテキストサイズ→カラーフィルタ→オン
から設定できます。本当にスマホが色を失うだけで魅力が激減して全然触らなくなるのは不思議。 pic.twitter.com/y0j49u56Fu
デバイスが「色を失うだけで魅力が激減して全然触らなくなる」らしい。ということで、とりあえず手元のiPhone・iPad・MacBookで設定してみたのだが、写真の確認やエクセルのエラーのチェックなど、どうしてもカラーが必要な作業のたびに、設定画面に潜ってオンオフするのは、どうしようもなく面倒なので、簡単にグレイスケールのオンオフができる設定も合わせて、記録として。
iPhone・iPad
グレイスケールの設定

オンオフのショートカットの設定

これで、サイドボタンを3回素早くクリックすると、オンオフが切り替わる。Instagramの動画はiPadの例。
Mac(OSはBig Sur)
グレイスケールの設定

オンオフのショートカットの設定

これで、Touch IDボタンを3回素早くクリックすると、オンオフが切り替わる。ちなみに、Touch ID非搭載のMacだと、【option】+【command】+【F5】。
実際に試して気づいたこと
メリット
- 確かにデバイスとしての魅力が低下するので、触る時間は短くなる
- 就寝前や起床時に触ってもあまり光らないので、家族の睡眠を妨げにくくなる
- ブルーライトも気にしなくていい
- アプリアイコンのバッヂでの通知が全く気にならない
デメリット
- 不便
あまりにも、便利で快適で楽しいから、朝から晩までスマホなどのデバイスをいじりまくるので、その魅力の一端を担う「色」をコロしたら当然、不便で不快で少し楽しくなくなる
当然と言えば当然だが、アプリはそれぞれが工夫に工夫を重ねてユーザーの注意を獲得しようとしており、その手段は音だったり振動だったり色だったりするわけで、そのうちの1つを強制的に排除すれば、それはもう当たり前のように注意力を削がれることが少なくなり、結果、デバイスに寸断されまくっていた集中力も取り戻すことができる。
AppleがiPhoneやiMacの新型でカラー展開に回帰したように、これからしばらくはデバイスも色の主張を強めてくるトレンドが予想されるので、せめて必要のない時ぐらいはディスプレイをグレイスケールのするのは、カラーデトックスとして試してみてもいいと思う。