要らないモノを「毎日捨てる」チャレンジ
呼び方は「ミニマリズム」あるいは「断捨離」でもなんでもいいが、とにかく自宅が竣工予定の来年の4月までに可能なかぎり、身の回りにあふれる要らないモノを減らしていくことにした。
自宅新築に備えてモノを減らすことに
一人の人間が人生のある時点において同時に所有できるモノの総量はおそらく決まっている。「家」というどでかいモノを買うのだから、それに備えて少しでもモノを減らしておきたいとかねてより考えていたが、なかなか日常の雑事にまみれて手が回らなかった。
また、「自然は真空を嫌う」という言葉があるように、収納もまた真空を嫌う。新居に広大な収納を用意して、今の家にあるモノをそのまま持っていってちょっとスッキリした気がしていも、余白にさらに不要なモノをみっしり詰めてしまって元の木阿弥以上の事態になるのは、おそらく自然の法則なので、少しでもこの法則に抗いたい。
そんな中で偶然、書籍とNetflixで同時に「ミニマリズム」について接したので、この偶然を奇貨として、着手してしまおうということで。
書籍『シリコンバレー式超ライフハック』
書籍はデイヴ・アスプリー『シリコンバレー式超ライフハック』。

キープするか捨てるかを決めるとき、それが本当に必要かどうかをよく吟味しよう。なくてはならないものか?経験の質を高めてくれるものが?あるいは、ただ気を紛らわせたり、心の隙間を埋めるだけの、おしゃぶりのようなものか?
(332ページ)

- 作者:デイヴ・アスプリー
- 発売日: 2020/07/02
- メディア: Kindle版
ドキュメンタリー『今求められるミニマリズム』
Netflixは『シリコンバレー式超ライフハック』の上記部分が含まれる章でも登場する、アメリカのミニマリズムのエヴァンジェリストであるジョシュア・フィールズ・ミルバーンが登場するドキュメンタリー『今求められるミニマリズム』。インタビューが中心の53分の作品なので、1.5倍速でサクッと観ることができる。

1日1個、30日で465個のルール
そのどちらもで紹介されていたのが、30日間、毎日「1つずつ」モノを捨てるというチャレンジ。細かいルールは自分で好きに決めたらいいのだが、肝はとにかく毎日捨てること。で、俺のルールは以下にした。
- 捨てるものの写真を撮って遺影としてこのブログに記録する
- 捨てるのはあくまでも俺のモノだけで、妻のものはもちろん、子供たちのどう考えても未来永劫遊ばないであろうオモチャなどにも絶対に手をつけない
- 2日目には2個、3日目には3個と、捨てるものの数を増やしていく
- 処分方法は、捨てる・売る・譲る、なんでもいいが、捨てる段取りを終わらせる・メルカリなどに出品する・譲る相手に連絡を取る、の時点で「捨てた」とカウントする
といったあたり。1日目が1個で、30日目が30個なら、30日で465個のモノが俺の人生から消えることになる。
また、今後の買い物も、「新居に持っていきたいモノ」が、基準になる。
ということで1日目
【01・001】ハンディモップ
部屋の本棚の上に置いてあった。5年ぐらい使ってないので、おそらくこれからの5年でも使わない。処分。
