僕が家を建てる理由はだいたい百個くらいあって

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耽美

島地勝彦『迷ったら、二つとも買え!』を読んで、暑気払いならぬ貧気払い

本書のタイトルの「迷ったら、二つとも買え!」、あるいは「迷う理由が値段なら買え、買う理由が金額ならやめておけ」を、座右の銘として精進したいと考えてはいるのだが、ちょっと気が緩むと、ついつい節約なぞをしてしまいそうになる。まことにもって、遊…

福岡市美術館で『ミナ ペルホネン/皆川明 つづく』を鑑賞、女の子の「好き」がみっしり

ある日。妻と福岡市美術館で開催中の『ミナ ペルホネン/皆川明 つづく』を観てきた。 と言っても、「ミナ ペルホネン」が何かは全然知らなかったのだが。mina-tsuzuku.jp デザイナーの皆川明(1967-)が設立したブランド、ミナ ペルホネン。流行に左右され…

九州国立博物館で北斎の『日新除魔図』鑑賞

www.kyuhaku.jp 九州国立博物館で開催中の『北斎』展の前期最終日を滑り込みで鑑賞。混雑を覚悟していたのだが、そこまででもなく、福岡という地の利を実感。東京だと、こうはいかない。 娘が北斎の絵が好きなので、『神奈川沖浪裏』や『凱風快晴』も楽しん…

エルメスのカレ 90【万国博覧会】 - スカーフが欲しいと妻がいったから発作が起きてエルメス記念日

気がつけば俺も45歳で人生の折り返し地点を過ぎた。妻と出会ってもうすぐ15年になる。人生は長いようで短い。贅沢を玩味するにも体力がいるし、甘美を嘗めるのにも気力がいる。身の回りのモノを減らしつつ、ガラクタを10個減らしたら、1つの本物で埋めたい。…

福岡市美術館『ゴッホ展 - 響きあう魂 ヘレーネとフィンセント』に会期ギリギリですべり込み

絶対に行きたいと思っていた、福岡市美術館『ゴッホ展 - 響きあう魂 ヘレーネとフィンセント』に、なんとか行けた。1月中旬より、家族が順番に新型コロナに罹患して、なぜか無感染だった俺の濃厚接触者としての行動制限期間が終わった翌日の朝一番。やれやれ…